なぜ、オーストラリアと日本に、スポーツ・ヘルスイノベーションに特化したプラットフォームが必要なのか
オーストラリアが2032年夏季オリンピックに向けて準備を進める中、スポーツ、ヘルスイノベーション、先端技術、大規模イベントの分野において、オーストラリアと日本の長期的な連携を強化する大きな機会が生まれています。
しかし、両国の関係は非常に強固であるにも関わらず、スポーツテック、ヘルスイノベーション、スタートアップ、研究開発、そして新興技術分野において両国を体系的かつ継続的に結びつけるための専用の二国間プラットフォームは、現在存在していません。
この課題を解決するために、JA Networkは Japan Australia Sports & Health Innovation Exchange(JASHIE) を立ち上げました。
オーストラリアと日本に広がる成長機会
オーストラリアと日本はいずれも、スポーツ、ヘルス、イノベーションのエコシステムへの投資を急速に進めています。
オーストラリアのスポーツテック市場は、スポーツ科学、ウェアラブル技術、AI、パフォーマンス分析、ファンエンゲージメント技術、大規模イベント関連イノベーションの成長を背景に、年間56億豪ドルを超える規模に達しています。
同時に日本では以下の分野への投資が進んでいます。
・ロボティクス
・デジタルヘルス
・予防医療
・スポーツイノベーション
・AI及びスマートテクノロジー
これらの分野は、両国において国家的な戦略重点分野として認識されつつあります。
日本が持つ高度な製造技術、ロボティクス、ヘルスケア技術、イノベーションの事業化は、オーストラリアのスポーツ科学、医療研究、スタートアップイノベーション、大規模イベント運営における強みと高い補完関係にあります。
しかし現状では、両国のスタートアップ、大学、スポーツ団体、企業、投資家、政府機関
を体系的に結びつける仕組みはまだ限定的です。
JASHIEの始動
2026年3月、JA Networkはクイーンズランド州において、初となるJASHIE代表団派遣を成功裏に実施しました。本代表団には、日本とオーストラリアの政府、企業、大学、スタートアップ、ヘルス、スポーツ、イノベーション分野のリーダーが参加しました。
この代表団の派遣では、以下の成果が生まれました。
- オーストラリアおよび日本における34件のメディア掲載
- 新たな機関間連携
- 商業連携機会の創出
- 研究連携に関する協議
- 戦略的な二国間関係の構築
さらに、JA Network、ミズノ株式会社、中之島クロス/未来医療推進機構、そしてクイーンズランド州政府との間で、2032年ブリスベン大会に向けたスポーツ・ヘルスイノベーション分野の長期的な連携強化を目的とする覚書(MOU)が締結されました。
JASHIE 日本代表団2026のご案内
JA Networkは、次回のJASHIE日本代表団派遣を以下の日程で実施することを発表いたします。
2026年11月9日(月)〜13日(金)
本代表団派遣では、スポーツ・ヘルスイノベーションに焦点を当て、スタートアップ・エコシステムの融合、スポーツテクノロジー、AI・ロボティクス、研究連携、大規模イベント関連機会、そして東京2020およびブリスベン2032のレガシーを繋ぐことを目的としています。
プログラムには、以下が含まれる予定です。
- イノベーションショーケース及びピッチ機会
- ビジネスマッチングセッション
- セミナー
- 視察訪問
- ネットワーキングイベント
大学連携プログラム
長期的な二国間イノベーション・プラットフォームの構築
JASHIEは一回限りの経済ミッションではなく、オーストラリアと日本の間に持続可能な関係を築くための長期的な二国間プラットフォームとして設計されています。
今後6年間にわたり、JA Networkは両国の政府、産業界、学術機関、スタートアップ、スポーツ団体との連携をさらに強化しながら、JASHIEを全国規模へと拡大していくことを目指しています。
ブリスベン2032に向けて、スポーツ・ヘルスイノベーションが日豪協力の強力な新たな柱となり得ると確信しています。
JA Networkは、両国のパートナーおよび関係者の皆様とともに、この取り組みを引き続き推進してまいります。